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ドナ・ホルマン「CENTERED YOGA」メソッド

2017 07 12


センタードヨガとは?


自然の一要素である人間、自然の中に流れる生命の力の表現である人間の態度のひとつである。
センタードヨガのメソッドは、ドナ・ホルマンが作ったもので、ドナの個人的な経験と、ドナの出会った、クリシュナムルティの哲学、B.K.S.アイアンガーのハタヨガ、カスタネダのシャーマン的宗教観、そしてワンダ・スカラヴェリとの友情から生まれ、全世界でそのメソッドの愛好家が急増しています。


センタードヨガのメソッドは、以下の練習の8大原則を基本としています。

1. 瞑想的な状態のマインド、または「無為」なマインド:理解を深めるための、周辺視野とアーサナの練習

2.リラックスすること、もしくは「無為」な物理的身体:身体をスキャンすることと呼吸の気づき、横隔膜の動きを感じる練習。
理解を深めるためのアーサナ:立位のポーズ

3.意図、または「無為」なイメージ化:エネルギー体を意識すること。自分の力をどう培うか。
理解を深めるためのアーサナ:タイマーを使った練習。座位のポーズ

4.根付くこと、または重力を利用すること。ポーター(下で支える人)とアジャイル(上に乗る人)の理論をアーサナ練習に用いる:足元および骨盤を通じて、自分の体重に対し大地から跳ね返る力に気づく。
理解を深めるためのアーサナ:タダアーサナと立位のポーズのシーケンス

5.センタリングすること、またはハラを意識すること。すべてのアーサナの錨。
理解を深めるためのアーサナ:身体の4つの姿勢:タダアーサナ、ウッタナアーサナ、ウルドヴァダヌラアーサナとカニのポーズ

6.身体を重力に合わせる:努力しないで行うこと。
理解を深めるためのアーサナ:タダアーサナ、アド・ムカ・シュヴァナアーサナ、ウッタナアーサナ、プラサリータ・エカパダアーサナ、ヴィラバドラアーサナIII、パールシュヴォッタナアーサナ、アド・ムカ・ヴリクシャアーサナ

7.呼吸すること:呼吸の解剖学と横隔膜と肺の機能。ムーラバンダ呼吸(プラナヤマ)。
理解を深めるためのアーサナ:カニのポーズ、ヴァジュラアーサナ、パドマアーサナと単純な脚を組むポーズ、ジャヌ・シルシャアーサナ、マハムードラ、ねじりのポーズ

8.物理的身体を伸ばすことができるのは、重力が跳ね返り、また再び跳ね返るため。
バンダを通じた逆向きのふたつの力(ニュートンの第3法則)。
理解を深めるためのアーサナ:タダアーサナ、シルシャアーサナ、サルヴァンガアーサナ

以上の中の、大切なポイントを、時間の許す限り、わかりやすく実践を交えて、皆様にお伝えしていきます。

PATRIZIA GREGORI




1991年アイアンガースクールでヨガに出会い、Sandra Bertana と Maura Sorrentinoの下で鍛錬を始める。フランスで開かれたアイアンガーメソッドの有名な教師であるFaeq Biriaのセミナーに参加。
1994年Gabriella Giubilaroに出会い、8年間彼女の下で学ぶ間、2000年にインドでのアイアンガー師によるトレーニングコースレベル1を修了。
2002年にレベル2、2005年にレベル3を修了。
Patricia Wolden やJohn Schumacherなどのアメリカのアイアンガーの教師達のセミナーに参加。
インドから帰国後彼女自身のスタジオであるYoga Dhyanaをローマでオープンし、Light on Yoga Italy Associationに加盟した。
Grace Melloniと共にセミナーや講義に携わり、そこでMartine Le Chenicを知る。
その時学んでいた先生の先生(=アイアンガー先生)の書いたことと、アイアンガー先生の名前を冠した教えとの間のギャップに気づいて、アイアンガー氏の初代の生徒に学びを求め、そのうちのふたり、アンジェラ・ファーマーやビクター・バン・クーテンによる、レスボス島のサマーセミナーに2年間参加。
2008年Dona Hollemanに出会う。この出会いは自身にとって非常に大きな意味を持ち、実り多きものとなる。
その後、2011年にはDona Hollemanによるティーチャーズトレーニングを修了。
2011年2月 Dona Hollemanを代表とするInternational Centered Yoga Associationの設立を推進し、その副代表となる。
現在自身のスタジオYoga Dhyanaはローマでの初のInternational Centered YogaAssociationの認定校となっており、そこでDona Hollemanの監修の元、ティーチャーズトレーニングを開催している。

PATRIZIA GREGORI




2000年にローマのPatrizia Gregoriのスタジオでアイアンガーヨガの練習を始める。
そのPatrizia Gregoriの学びと真理探求の道に従う中で、2008年にDona Hollemanに出会う。そしてこの出会いは、自身の練習と人生の礎となる。
2008-2011年Centered Yogaのティーチャーズトレーニングを修了。
現在もDona Hollemanの下でヨガの真髄を追求し、練習を続けている。
2011年International Centered Yoga Association設立時の創設メンバーの一人であり、理事会のメンバーでもある。
2011年Centered Yoga Beginners修了
2015年 Centered Yoga Medium Level I修了
2011年 ミラノで自身のCentered Yogaスタジオをオープンし、ミラノで初のCentered
Yogaの認定校となっており、Dona Holleman.の監修の元、ティーチャーズトレーニングを開催している。

チャック・ミラー Chuck Miller先生からのコメント




センタードヨガという名前はドナ・ホールマン先生によって、彼女のティーチングスタイルから名付けられました。
ドナはBKSアイアンガー先生より、まだ彼が全く無名の頃からヨガを学んでいました。
インド滞在数ヶ月の間に生徒が自分1人だけの時もあったと、ドナから聞いたこともあります。
ドナは他にも、ヴァンダ・スカラベリ(後にドナと大親友となる)など偉大なヨガティーチャー達とヨガの探求を続け、また、ヨガを始めるから、哲学者でありメディテーションティーチャーであるJ・クリシュナムルティにも学びました。

フランチェスカは現在、ドナに師事するシニア・インストラクターの1人です。
私の個人的経験からしても、彼女は素晴らしいティーチャーです。
彼女は、ドナの高度なティーティングを噛み砕いて、とてもわかり易い形で伝えることができます。

ヨガのプラクティスと理解を深めようと思う、全ての人に、フランチェスカのティーチングをお勧めします!

センタード・ヨガ創始者ドナ・ホルマンについて




1960年代、ドナはクリシュナムルティと出会う。ふたりはスイスのグシュタードで1対1の長い対話を重ね、そこからドナはクリシュナムルティの言う瞑想的なマインドと、完全なる意識化もしくは「無為」なマインドという考え方を学ぶ。
それはつまり、アーサナをする際に爬虫類の脳に従うことで、 現代の脳の考えることとは真逆になる。

パタンジャリのスートラ(ディヤナ)で、この概念は練習が究極的に目指すものとされているが、ドナにとってこれは単なるスタート地点である。
クリシュナムルティのおかげでドナはB.K.S.アイアンガーと出会い、1964年と1969年にインドに渡り、師から生徒への貴重な直接指導を受けることになる。
アイアンガーはドナに伝統的な鍛錬と、ハタヨガの身体的なテクニックを教え、そこからドナはボディスケープ(身体を風景として捉えること)と伸びることについて学ぶ。

ドナはヨーロッパで初めてのアイアンガースタイルのハタヨガを紹介する。
1964年から1969年の間、オランダでB.K.S.アイアンガー・ヨガ・ワークグループを立ち上げ、指導員の養成も始める。
1980年代に入ると、ドナはアイアンガーの国際的コミュニティから離れるが、それでもアイアンガーから学んだ練習とトレーニングの基本的要素の学びは継続する。またアイアンガーの生徒たちに、純粋な元々の伝統的アイアンガーメソッドに従うよう薦める。
2番目の原則、リラックスすること、もしくは「無為」な身体について、ドナは道教の「無為を為す」という概念からインスピレーションを得ている。
ドナの3番目の原則「意図」することは、カスタネダとドン・ファンの古いシャーマン的な知恵からインスピレーションを得たもので、この「意図」は宇宙を動かす力であり、これをアーサナ練習に使って、これから起こることをイメージ化する。

1980年、ドナはマーベル・トッドの書いた重要な本、『The thinking body(考える身体)』を読み、これがドナの上級レベルの練習をさらに濃いものにし、変化させていく。
もうひとつここから生み出されたのが、センタード・ヨガの4番目と5番目の原則、根付くこと、もしくは重力と跳ね返る力を利用することと、センタリングすることである。
身体を重力に沿わせて、その力が跳ね返る作用を受け取ると、自分のエネルギーを上からも下からもハラ(身体の中心)に繋げることができ、「物理的な身体」の抵抗を減らして、「エネルギー体」の不可欠な力を増幅することができる。これはア・サナ(努力のないポーズ)という言葉の意味を再確認させてくれる。
ドナは、友人であり助言者でもあるワンダ・スカラヴェリと共に、呼吸のテクニックとバンダを深く学ぶ。これらなくして調和のとれた練習や整った身体はあり得ず、ヨガは単なる身体のエクササイズとなる。
練習には、プリズムを通る一本の白い光が虹色の光に分かれているように、この8大原則を確実に、そして同時に適用しなくてはならない。

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